建築士のメモ帳.com

建築士の業務の中で、ついど忘れしまいそうなプチ情報を紹介しています。少しでも建築士の皆様の力になればと思いサイトを立ち上げました。日々更新中です。欲しい情報があれば掲載しますのでコメント下さい。 建築士の方以外にも、これから家を建てる方にもオススメです。

計画時のポイント 防災設備「感知器」

今回は、防災設備「感知器」の設置に関する記事を書きます。

 防災設備とは

防災設備は、生命確保と財産確保が主な目的で、消防法や建築基準法によって、設置基準や維持管理基準が定められています。

防災設備の種類

大きな分類として「防火」「防犯」「防災害」に分類されます。

防火

発生→発見→通報→対応→処理

防犯

侵入→防止→自動センサー→対応

防災害

対策→天災対応・人災対応→施設完備

防災設備は、非常時に全設備が一体となって機能する必要があります。

防災設備の原因と対応設備

防災設備の原因とそれに対応する設備をまとめると

火災 ⇒ 自動火災報知設備

火災ほ消す(抑制)⇒ 消火設備

炎・煙の広がりを防ぐ ⇒ 防火・防排煙設備

避難する ⇒ 避難誘導設備

その他 ⇒ 無線通信設備

 

感知器類の取付位置の注意点

感知器を設置する場合、4つのポイントに注意しましょう。

壁面設置の場合

壁面に設置する場合は、警報機の中心が天井から15cm~50cm以内の位置に取り付けます。

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梁などの突出がある場合(天井取付型)

梁などの天井からの突出がある場合は、そこから60cm以上離します

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エアコンの吹き出し口がある場合(天井取付型)

エアコンの吹き出し口がある場合、吹き出し口から1.5m以上離します

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吹き出し口に近いと、誤作動を起こす可能性があるので注意が必要です。

壁からの離れ(天井取付型)

警報機の中心を壁から60cm以上離します。

 

 

感知器設置の注意点は、住宅であろうが大規模な建物であろうが同じです。

特に天井に多くの設備が配置される場合に注意しましょう。

 

 

私がいつも実務で参考にさせて頂いている書籍はこちらです。

建築設備設計基準 平成27年版

建築設備設計基準 平成27年版

 

 高価な図書ですが、購入して損はしなかったと感じています。

配管算定の計算式はとても参考になりました。

周りの設備設計の方は必ず持っていました。

設備に携わる方は、持っていても良いかもしれません。

 

 

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先行きの不安が騒がれている建築士業界について、自分なりの視点で考察しました。

www.arch-joho.com