猛暑が続く今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
エアコンを使わないと、熱中症の危険があるほどの気温です。
しかしながら、エアコンを使うと気になるのが「電気代」です。
今回は、誰でもできるエアコンの電気代を抑える方法を紹介します。
是非今からお試し下さい。
設計する時に注意するポイントも合わせて記載しています。
設計をしている方も、このポイントを踏まえて設計すると、
お施主様に喜んで貰えるはずです。
- 【ポイント1】 夏は、エアコンを日影に!!
- 【ポイント2】冬は、エアコンを日向(暖かいところ)に!!
- 【ポイント3】室内機のフィルターやフィンを掃除する
- 【ポイント4】室内機の設置場所は窓際へ!
- 【ポイント5】配管の距離はなるべく短く!
【ポイント1】 夏は、エアコンを日影に!!
室外機に太陽の光があたる等して、温度が高くなると、室外機の熱が捨てにくくなり
多くのパワーを使う為、電気を使います。
もしも建築的に日影を作れない場合は、
「すだれ」や「室外機カバー」などで、日影を作ってあげることも有効です。
詳しくは、DAIKINのホームページに記載がありますのでご確認下さい。
注意点は、室外機から出る風の抜け道を塞がないことです。
エアコンの室外機は風で熱交換をしていますので、風が抜けないと熱交換ができなくなります。
【ポイント2】冬は、エアコンを日向(暖かいところ)に!!
冬は、夏とは逆に室外機は暖かい場所にあった方が効率が良くなります。
外気が寒いと暖房運転ができなくなります。
寒冷地仕様のエアコンがあるほど、暖房運転時は外気温に影響を受けます。
【ポイント3】室内機のフィルターやフィンを掃除する
フィルターが詰まると、風が抜けにくくなります。
風が抜けないと、エアコンの効きが悪くなるため電気代も余計にかかります。
掃除は個人でもできます。
↓↓掃除の仕方はコチラのサイトが分かりやすいです。↓↓
【ポイント4】室内機の設置場所は窓際へ!
部屋の中で、最も温度が変わりやすい場所が窓際(ペリメータゾーン)です。
その最も温度が変わる場所をまっさきに空調することが最も効率が良いです。
【ポイント5】配管の距離はなるべく短く!
配管の距離はなるべく短く計画しましょう。
エアコンの配管には、冷媒が流れています。
配管内を冷媒が流れる時に抵抗が生まれます。
抵抗を少なくする為に、配管を短くした方が運転上有効ですし、
冷媒やドレン排水の漏洩のリスクを抑えることが可能です。
★☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人
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このブログについて 建築士の挑戦 - 『建築士 ✕(かける)』
★「職人」から「建築士」へ
施工現場と設計現場へ そして事務所を開設した異色の経歴を持つ建築士。
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設。
退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。
実務以外のこと(主に遊び)は、 「建築士× (カケル)」にて。
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