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【計画時の注意点】ベンドキャップと屋外避難階段の離隔距離

【計画時の注意点】ベンドキャップと屋外避難階段の配置

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換気設備の注意点

屋外避難階段からの離隔に要注意

屋外避難階段から2m未満の位置に換気設備の開口部を設けることはできません。

(建基令第123条第2項第一号より)

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これは、

屋内火災により開口部から火災(煙)が噴出し、屋外避難階段を利用する人の避難に支障をきたす恐れが生じるため

とされています。

 

特に集合住宅は要注意!!

集合住宅の構造上、共用廊下側へ排気口を設けることが多くなります。

室内換気、UB換気、WC換気、キッチン換気など排気口は多くなります。

 

外気に接する部分が、テラス側か廊下側になるのですが、多くのダクトが集中する上ダクト開口の離隔距離が必要となります。

 

RC造のダクト開口部の離隔距離について

RC造のダクト開口部(コア抜き)には離隔距離が必要です。

(少ないスペースにたくさん穴を開けることはできません。)

 

排水配管に関する記事ですが、換気設備にも応用できるので是非ご覧下さい。

 

 

止む無く2m以内を通す時の対処法!!

「ダクトスペース」や「離隔距離」の都合で止む無く2mの範囲内を通す必要がある場合があります。

 

じゃあダクトを出せないの?

 

でも大丈夫です。

 

条件を満たせば、屋外避難階段の2m範囲内にダクトを通すことができます。

【条件1】2m範囲内のダクトの板厚を0.8mm以上とする。

【条件2】吹出口等を屋外避難階段から2m以上話した位置に設置する。

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さいごに

今回は、計画時の注意点ということで、ベンドキャプと屋外避難階段の離隔距離について紹介させて頂きました。

 

建物の安全・避難に関する需要が高まる昨今なので、建物の安全に関わるポイントはしっかりと抑えておきたいところです。

 

次回もよろしくお願い致します。

 

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡

最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

この記事を書いた人

 

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★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士

2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設

退職〜開業までの記録を綴った「開業の記録シリーズ」 を公開中。

「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。

 

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