ARCHITECTURE ARCHIVE 〜建築 知のインフラ〜

建築の「知のインフラ」をコンセプトとした設計業務に関する知識や情報を発信するサイトです。

高気密高断熱住宅で必須事項の『気流止め』 リフォームで施工する方法!

 高気密高断熱住宅、いわゆる省エネ住宅で欠かせないものが「気流止め」です。

 

気流止めとは?

壁の中には空洞があり、壁の中を空気が移動する現象が起きます。

 

一部的なことだと考えられがちですが、

床下から天井裏まで繋がっていて、壁を通じて家中を空気が流れている状況です。

f:id:c6amndbgr3:20190205232957j:plain

 

この空気の流れによって、断熱性能の低下や内部結露の原因となっています。

 

↓↓↓詳しくはこちらから↓↓↓

 

この空気の流れを止めるのが『気流止め』です。

f:id:c6amndbgr3:20190205233725g:plain

出典:https://www.isover.co.jp/project/insulation-reform/example/reform04

 

「床下」や「壁の上部」を遮る必要があるので、

新築しか施工できないんじゃない?

なんて思われそうですが、既存の住宅でも施工が可能です! 

 

今回は、改修工事での「気流止め」の施工について紹介させて頂きます。

(断熱材メーカーでおなじみの『MAG』さんで紹介されている事例と共に紹介します。)

f:id:c6amndbgr3:20190210184257p:plain

 

気流止めの施工手順 

既存の住宅に施工する場合、壁と床の取合い部が施工が難しいとされます。

 

壁と床の取合い部に「気流止め」を施すには、

(1)床下から施工する

(2)床材を剥がし、室内から施工する

2種類の方法があります。

 

気流止め用の材料

MAG|断熱リフォーム用気流止め専用部材 
f:id:c6amndbgr3:20190210181219j:plain
f:id:c6amndbgr3:20190210181206j:plain
出典:MAGホームページより https://www.isover.co.jp/references/insulation-reform-01

内部の空気を吸い出すことで体積を小さくして、

施工した後に、袋をカットすることで体積が膨張する仕組みです。 

 

木材等で空間を塞ぐ方法もありますが、

リフォームの場合、専用部材を使用した方が施工性が良いようです。

 

1|床下から施工する場合

床下から壁の隙間へ施工します。

f:id:c6amndbgr3:20190210182041j:plain

出典:http://www.kensankyo.org/business/dannetsureform/example/airflow.html

住みながらの施工が可能です。

 

2|床材を剥がし、室内側から施工する

床材をリフォームする場合、施工し易いです。

f:id:c6amndbgr3:20190210182108j:plain

出典:http://www.kensankyo.org/business/dannetsureform/example/airflow.html

床材をリフォームする場合、気流止めが施工されているか確認をお勧めします。

  

 

さいごに

今回は、「気流止め」について紹介させて頂きました。

新築だけでなく、リフォームでも施工が可能です。

 

中古物件を改修する場合は、是非断熱リフォームを検討されることをお勧めします。

 

新築の場合は、必ず施工されているか確認してみて下さい。

 

↓↓↓これから住宅を建てる一般の方向けの「家づくり講座」はこちらから

f:id:c6amndbgr3:20181105012436p:plain

家づくりシリーズ カテゴリーの記事一覧

 

★☆☆☆☆☆☆☆☆

最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

この記事を書いた人

 

↓「まるたか」について詳しくはこちらをご覧下さい。

このブログについて 建築士の挑戦 - 建築士 まるたかのブログ .com

★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士

2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設

退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。

「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。

 

ブログ記事の更新はsamurai architectの「 Facebookページ」にてお知らせしていますのでフォローをお願いします。