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高気密高断熱住宅で必須事項の『気流止め』 リフォームで施工する方法!

 高気密高断熱住宅、いわゆる省エネ住宅で欠かせないものが「気流止め」です。

 

気流止めとは?

壁の中には空洞があり、壁の中を空気が移動する現象が起きます。

 

一部的なことだと考えられがちですが、

床下から天井裏まで繋がっていて、壁を通じて家中を空気が流れている状況です。

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この空気の流れによって、断熱性能の低下や内部結露の原因となっています。

 

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この空気の流れを止めるのが『気流止め』です。

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出典:https://www.isover.co.jp/project/insulation-reform/example/reform04

 

「床下」や「壁の上部」を遮る必要があるので、

新築しか施工できないんじゃない?

なんて思われそうですが、既存の住宅でも施工が可能です! 

 

今回は、改修工事での「気流止め」の施工について紹介させて頂きます。

(断熱材メーカーでおなじみの『MAG』さんで紹介されている事例と共に紹介します。)

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気流止めの施工手順 

既存の住宅に施工する場合、壁と床の取合い部が施工が難しいとされます。

 

壁と床の取合い部に「気流止め」を施すには、

(1)床下から施工する

(2)床材を剥がし、室内から施工する

2種類の方法があります。

 

気流止め用の材料

MAG|断熱リフォーム用気流止め専用部材 
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出典:MAGホームページより https://www.isover.co.jp/references/insulation-reform-01

内部の空気を吸い出すことで体積を小さくして、

施工した後に、袋をカットすることで体積が膨張する仕組みです。 

 

木材等で空間を塞ぐ方法もありますが、

リフォームの場合、専用部材を使用した方が施工性が良いようです。

 

1|床下から施工する場合

床下から壁の隙間へ施工します。

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出典:http://www.kensankyo.org/business/dannetsureform/example/airflow.html

住みながらの施工が可能です。

 

2|床材を剥がし、室内側から施工する

床材をリフォームする場合、施工し易いです。

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出典:http://www.kensankyo.org/business/dannetsureform/example/airflow.html

床材をリフォームする場合、気流止めが施工されているか確認をお勧めします。

  

 

さいごに

今回は、「気流止め」について紹介させて頂きました。

新築だけでなく、リフォームでも施工が可能です。

 

中古物件を改修する場合は、是非断熱リフォームを検討されることをお勧めします。

 

新築の場合は、必ず施工されているか確認してみて下さい。

 

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最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

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このブログについて 建築士の挑戦 - 『建築士 ✕(かける)』

★「職人」から「建築士」へ 

   施工現場と設計現場へ そして事務所を開設した異色の経歴を持つ建築士。

2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設。

退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。

実務以外のこと(主に遊び)は、 「建築士× (カケル)」にて。

 

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