ARCHITECTURE ARCHIVE 〜建築 知のインフラ〜

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スマート残り湯洗濯!「ノコリ~ユ ECO / TOTO」 邪魔なホースからの卒業

脱!残り湯洗濯ホース

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私の実家もそうでしたが、お風呂の残り湯を活用して洗濯をする方って結構多いです。

 

洗濯に残り湯を使う歴史って実は結構深くて、

洗濯機にポンプ機能が内蔵される前は、バケツで残り湯を汲んでいたそうです。

 

資源を大切にする日本の文化の一つでしょう。

 

今でも、約6割の方が必ず残り湯で洗濯をされているそうです。

 

 

でも一つ問題が.........

 

それは、ホースが邪魔くさい点です!

 

今一番多くみられるのは、

洗濯機からお風呂までを専用のホースで接続するタイプです。

SANEI 風呂水給水ホースセット PT171-871S-4 グレー

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← 洗濯機接続部/お湯取りコネクター →

 

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ホースのせいでドアが閉まらなかったり、収納が面倒だったりと、

なんとかスマートにできないものかお困りの方も多いはずです。

 

それを解消してくれる商品が、「ノコリ~ユ ECO / TOTO」です。

 

今回は、スマート残り湯洗濯を実現する「ノコリ~ユ ECO」について検討してみたので紹介させて頂きます。

 

お施主様との話のネタにして頂けたら嬉しいです。

 

 

「ノコリ~ユ ECO 」とは??

「ノコリ~ユ ECO / TOTO」とは、お湯取りシステムを先付けする部材で、TOTOのユニットバスのオプション品として用意されています。

 

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浴槽型のアダプターと、壁埋込み型のアダプターを、埋設配管で繋ぐというシンプルなシステムです。

 

価格も19,800円(定価)と、そこまで高くない印象です。

 

TOTO製のユニットバス(新設)にしか取付られません。

 

対応する洗濯機

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コネクターの関係で、接続できる洗濯機に制約があるようなので、施主にもしっかりと説明する必要があります。

 

特に、シャープ製の洗濯機は合わないようなので注意が必要です。

 

 

設置された様子をみると、かなりスッキリとします。

 

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施工の様子

下は、ユニットバス施工前の先行配管の写真です。

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出典:http://rc4tani.jp/blog/renovation/each-items/bath/1971.html

青  色:「給水」

オレンジ:「給湯」

黄  色:「お湯取り」

のようです。

 

 

お手入れ方法

続いて、お手入れ方法について確認していきます。

 

メーカーホームページを確認すると、以下のように紹介されています。

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洗浄するには、「配管洗浄剤」「結構な水」が必要なようです。

 

 

気になった点

このシステムで一番気になったのは、配管内の残り水です。

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 構造上、排水できない部分があります。

 

使わない期間がしばらく続けば、残り水が腐敗しそうな気がします。

 

配管内に残り湯が残らないように、勾配をとって配管できれば理想的なんですが.....。

 

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利用頻度が多い方は、勾配配管は不要でしょうけども。

 

利用頻度が少ない方は、従来のお湯取りホースを使用した方が良い感じがします。

 

 

まとめ

さいごに、「ノコリ~ユ ECO 」のまとめです。

 

オススメの方

1・お湯取りホースをスッキリさせたい方

2・洗濯を毎日行う方

オススメしない方

1・洗濯の頻度が少ない方

2・お湯取り配管内に水が残るのが気になる方

 

 

使う方の利用状況をヒアリングして、ご提案されてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡

最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

 

この記事を書いた人

 

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このブログについて 建築士の挑戦 - 建築士 まるたかのブログ .com

★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士

2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設

退職〜開業までの記録を綴った「開業の記録シリーズ」 を公開中。

「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。

 

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