【こんな時どうする?】 茶本に割愛されてないデータ!
『キャンプ場の浄化槽の算定人数』
設備設計の代表的な指針となる「建築設備設計基準」通称『茶本』。
設備設計者にとってのバイブルといっても過言ではない一冊。
意匠設計者ですが、私も日々愛用させて頂いております。
そんな「建築設備設計基準」にも、
稀ですが、割愛されているデータがあります。
(データ量が多くなりすぎるので、使用頻度が低いものは割愛されている模様です......)
そんな時は、自分で調べるしかありません。
今回は、茶本(建築設備設計基準)に割愛されている『キャンプ場の浄化槽算定基準』と、元データである『JIS基準表』を紹介させて頂きます。
キャンプ場の浄化槽の算定基準
現在弊社では、キャンプ場の改修設計を手掛けています。
その際に必要となったので調べてみました。
茶本(建築設備設計基準)には、一般的な施設はほぼ全て網羅されていますが、
使われる頻度が低い施設は割愛されている模様です。
(今後はキャンプ場の設計も増えることでしょうから、割愛されなくなるかもしれません。)
キャンプ場
分類6 娯楽施設 ル
算定式 n=0.56P 【 n:人員(人) P:収容人員(人)】
ちなみに、
元データである『 JIS規格の算定基準 』は以下の通りです。
建築物の用途別による 屎尿浄化槽の処理対象人数算定基準
JIS A 3302-2000
設計にあたっては、地域独自の規定がある場合があるので、
念の為、管轄の特定行政庁や確認審査機関に確認・協議されることをお勧めします。
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡
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ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人
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このブログについて 建築士の挑戦 - 『建築士 ✕(かける)』
★「職人」から「建築士」へ
施工現場と設計現場へ そして事務所を開設した異色の経歴を持つ建築士。
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設。
退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。
実務以外のこと(主に遊び)は、 「建築士× (カケル)」にて。
ブログ記事の更新はsamurai architectの「 Facebookページ」にてお知らせしています。
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