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その計画ちょっとまった!! 天井等落下防止対策忘れていませんか!? 大空間計画時に要注意 

 

大空間を設計する時に、天井の落下防止対策に注意しましょう。

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天井落下防止対策が策定された背景

平成23年3月に発生した東日本大震災においては、体育館、音楽ホール、市役所などの多数の建築物の天井が脱落し、甚大な被害が出ました。

 

連日ニュースで流れていたので、衝撃を受けた方も多いと思います。

 

その東日本大震災の被害を踏まえ、天井の脱落対策に関する基準が新たに定められました。

 

新築建築物(H25.7.12公布)並びに関連告示の制定・改正(H25.8.5 公布)がなされ、平成26年4月1日より施行されました。

 

天井等落下防止対策の考え方

天井等という言葉には、吊り天井の他、照明器具やスピーカー等の高所に設置された物を含むと考え、それらの機器類にも落下防止の対策を施す必要があります。

 

特定天井とは

 

特定天井とされる天井は、

  • 6mを超える高さ
  • 面積200m2を超える
  • 質量2kg/m2を超える
  • 人が日常利用する場所

 

とされており、天井落下防止の対策を講じる必要があります。

 

その他、下のような天井については設計者の判断により安全を確保するとされています。

  • 吊り天井以外の天井(直張天井、直固定天井など)
  • 人に重大な危害を与える恐れの低いもの
  • 人に危害を与える恐れがない場所に設置されるもの

 

天井脱落対策に関する技術基準の概要

  1. 天井の単位面積質量は20kg / m2 以下とする
  2. 天井材は、ねじ、ボルト等により相互に緊結する
  3. 吊り材は、1本 / m2 以上を釣り合い良く配置する
  4. 斜め部材は、V字状に算定式で必要とされている組数を釣り合い良く配置する
  5. 壁材との間に、6cm以上の隙間(クリアランス)を設ける
  6. 天井面に段差等を設けない
  7. 吊り長さは、3m以下とし概ね均一とする。
  8. 天井が外れても落下しないように安全ネットなどを張る

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機器類の落下防止措置

天井にある機器類の取付け方については明確な規定は定められていませんが、以下のような取付け方が一般的に採用されています。

考えられる機器

照明器具・音響機器(スピーカー等)、空調機器、警報機き、スポーツ器具(バスケットゴール等)

対応策
  • 製品の取付け受け材は、原則として構造体に取り付ける。後付けとする場合は、あと施行アンカーなどの十分耐力のある取付方法とする
  • 地震時に天井と一体で挙動しない機器類については、天井との間にクリアランスを設ける
  • 万が一の対応として、機器類には脱落防止チェーン(もしくは控えワイヤー)等を取付ける
  • 吊り長さが長い場合は、吊ボルトに振れ止め(斜材)をXY方向に取付ける。

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特定天井の適応を受けない工法

施工上の制約や工期、天井の意匠上の都合から特定天井の適応を受けない天井を採用することも有効です。

 

吊り天井

吊り天井を2kg / m2 以下の計量なものを使用する工法です。

 

工法の特徴
  • 吊り材、下地材の設計、施工が用意
  • 天井形状の 自由度はあるが、天井素材が限定される
  • 天井材はグラスウールボード、発泡樹脂ボード等の計量な仕上げ材となるので、天井材が落下しても、人的被害の生じる可能性は低く、耐衝撃性も低い。

 

直張天井

吊り天井とならないため、特定天井の適応を受けない工法です。

 
工法の特徴
  • 天井形状が躯体形状により制約される
  • 天井ふところが無いため、設備機器の取り付け、配管・配線など、制約がある。
  • 躯体(スラブ)に直接下地と天井材を取付けることから、地震時の変位がなく、破損、落下の可能性が少ない。
  • 吊り天井に比べ、工期とコストを抑えられる

 

直固定工法

構成下地で構成し準構造部材とする工法。吊り天井とならないため、特定天井の適応を受けない工法

工法の特徴

様々な形状、意匠に対応することが可能で設備機器・方式などの制約が少ない。

 

 

★☆☆☆彡

最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

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