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1 アンペア契約とは電力会社との需給契約の一種
2 10Aから60Aまでの契約は使用状況から決める
3 契約アンペア数に基づく基本料金と電力使用料金などの合計が電気料金となる
アンペアブレーカー
アンペアブレーカーは、契約アンペア値を超える電流が流れた時に自動的に動作し、電気が切れる仕組みになっています。
これは、電流制限器(リミッター)と呼ばれたりします。住宅の分電盤に設置されています。
ブレーカーが落ちた時に、懐中電灯片手にブレーカーを上げにいく経験があると思いますが、ほとんどがアンペアブレーカーが作動していることでおきます。
アンペアブレーカーは、配線用遮断器や漏電遮断器と違い、配線を保護するための安全装置の機能は無いので、アンペアブレーカーの二次側に漏電遮断器や配線用遮断器を設けることで、短絡事故や漏電事故に対して保護します。
契約アンペア
契約アンペアは、家庭内で使用できる電流値の上限値です。
基本料金を決定するため、過大な設定をすれば、電気機器を多数使用できますが、その分基本料金がかさみ経済性は劣ります。
契約アンペアの設定は、継続的に使用する機器電流値の合計ではなく、瞬間最大で使用する電流値を想定して契約することが必要です。
生活スタイルに合わせた契約設定
一人暮らしの場合、ドライヤー、電子レンジなど、違う部屋で違う用途で使用する機器が同時運転することが予想しづらいです。しかし、多人数の世帯では同時に使用することがあります。
特に電流値が大きいヒーター類は注意が必要です。
注意が必要な家電
ドライヤー
オーブン
電子レンジ
電気ポット
エアコン 等
エアコンは、外気温度や室内温度の影響を受けやすい性質があります。
コンプレッサーというエアコンの心臓のような機械が運転するのですが、負荷に対して消費する電気の量が変わります。
定格消費電力が1000Wと記載されていても実際は1500W近い消費電力となってしまう機械もあります。
スマートメーターへの変更
スマートメーターとは、
自動的に月々の検針や、電気を使う状態を可視化することができるものです。
東京電力管内では、電気を送っていいる全ての家庭に取り付けることを予定しているそうです。
スマートメーターを付けると電気料金のメニューや世の中全般の省エネに対する貢献、将来的に電気を送る際の設備投資を抑えるなどの利点があるようです。
スマートメーターは、通信回線を通じて電力会社に送ることが可能で、検針員が必要なくなり、人件費を抑えることが可能となるようです。
電気料をパソコンやスマホでチェックすることができるようなので、利用者にとって嬉しい機能です。
★☆☆☆彡
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このブログについて 建築士の挑戦 - 『建築士 ✕(かける)』
★「職人」から「建築士」へ
施工現場と設計現場へ そして事務所を開設した異色の経歴を持つ建築士。
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設。
退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。
実務以外のこと(主に遊び)は、 「建築士× (カケル)」にて。
ブログ記事の更新はsamurai architectの「 Facebookページ」にてお知らせしています。
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