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【誤りやすいポイント】浴室(UB)の断熱施工に要注意!

 最近当たり前となった「高気密高断熱化住宅」ですが、正しい断熱工事が施工されていない物件も少なくないようです。

 

断熱機密が施されている分、弱い部分にひどい結露がでることもありあます。

 

 

そんな設計や施工で「誤りやすいポイント」として、

今回は『浴室(UB)』を取り上げたいと思います。

 

現在計画、施工中の方は、今一度見直してみて下さい。

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そもそも”浴室(ユニットバス)”の断熱方法とは?

浴室(ユニットバス)の断熱の方法は複数ありますが、もっとも多く見られるものは3つです。

それぞれの方法で、「誤りやすいポイント」を紹介していきます。

 

1|浴室(ユニットバス)部分を断熱材で離隔する方法

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基礎断熱を施す場合、点検口も断熱材で塞ぐ必要があります。

 

ここが開きっ放しだと、浴室下とその他の空気が循環してしまうので、断熱材本来の効果を得ることができません。

 

これは、”気流止め”を施さない壁と同じ原理です。

 

↓ 気流止めって何?? 気流止めについてはこちら!

 

ここがポイント!

ポイント1|点検口も断熱材で塞ぐ!

 

 

「基礎点検口」は、こちらが”オススメ”です。

【城東テクノ】キソ点検口 基礎幅150mm対応 H=330?370mm SPK-150H350 1台

【城東テクノ株式会社 / 基礎点検口】

 

コンクリート打設時に設置できるので施工性も良いですし、

なにより、従来の工法よりも点検口としての機能が優れています。

 

下は、「従来工法」と「本製品」を比較した動画です。

動画を見て頂ければ、点検口としてどちらが優れているかが、一目両全です。 

 

 

 ポイント2|浴室周りは気密パッキン!

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 浴室周りの土台パッキンは、「気密パッキン」とします。

(せっかく点検口を塞いでも、通気パッキンだと空気が流れてしまいますので・・・・)

 

 

ちなみに「気密パッキン」とはこんなのです。

↓ ↓ ↓ ↓ 

Joto 気密パッキンロング 規格: KPK-140 426-0240 (10本)

 

通気パッキンと異なり、空気が流れない構造となっています。

 

 

2|浴室(ユニットバス)部分と脱衣室を含めて離隔

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 続いては、浴室と脱衣室の床下を離隔する方法です。

基礎点検口の処理が、こちらの方が楽な場合もあります。

 

ポイント3|気密型点検口

このケースのポイントは、「気密型点検口」です。

 

気密型点検口ってこんなの

↓↓

ダイケン ホーム床点検口 (t21mm用・気密タイプ) SHW21-45

 

気密点検口で空気を遮断するのがポイントです。

 

 

3|ユニットバス下部パネルで断熱

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ユニットバス本体のパネルが断熱材を兼ねている例です。

これは、ハウスメーカーさんによくみられるそうです。

 

ポイント4|壁とユニットバス周りの気密を確保

ここで注意したいのが、「ユニットバス周りの気密性」です。

 

施工上、ユニットバスと壁の周りには隙間ができます。

隙間をそのままにしておくと、気流が生まれる原因となるので注意です。

 

 

さいごに

今回は、設計や施工で「誤りやすいポイント」として、『浴室(UB)』を取り上げたいと思います。

 

断熱性能を確保するために重要なポイントです。

現在計画中・施行中の方は今一度確認してみて下さい

 

 

 

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡

最後まで閲覧頂きまして、

ありがとうございました。m(_ _)m 

 

この記事を書いた人 「まるたか」

 

↓「まるたか」について詳しくはこちらをご覧下さい。

このブログについて 建築士の挑戦 - 建築士 まるたかのブログ .com

★「職人」から「建築士」へ 異色の経歴を持つ建築士

2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設

退職〜開業までの記録を綴った「起業の記録シリーズ」 を公開中。

「まるたかのブログ」にて実務以外の情報を発信中。

 

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