必ず訪れたい名建築【5選】シリーズ
青森県編 その1
今回は、必ず訪れたい名建築シリーズとして、『青森県その1』を紹介します。
是非お近くに行った際は、訪れてみてはいかがでしょうか?
1|八戸まちなか広場 『 マチニワ 』
竣 工:2018年
設 計:INA新建築研究所東日本支社
構 造:S造2階建て一部W造
延床面積:1,234.45㎡
ガラスの屋根・壁で覆われた多目的スペース「マチニワ」
日中は、” 自然光 ” を取り入れ、夜は”まちの行灯”として機能するそうです。
シンボルオブジェの『水の樹』は、青森県出身のアートディレクター森本千秋さんが監修したそうです。
水が奏でる音色が施設内に響く、癒やしの空間となっています。
目でも耳でも楽しませてくれます。
屋根の木の架構も迫力があります。
ガラスだけだと固くなりがちな雰囲気を、
入りやすく、気軽に入れる柔らかな印象を与えてくれます。
八戸まちなか 『 マチニワ 』
〒031-0032 青森県八戸市三日町21−1
2|弘前れんが倉庫
竣 工:2020年
設 計:田根 剛
明治・大正期に建設された元シードル工場「吉野町煉瓦倉庫」を改修された建物。
コンセプトは「記憶の継承」
できる限り煉瓦倉庫の素材を活用し、その姿形をとどめることを前提に改修が行われました。
エントランスの特徴的な積み方は、
「弘前積み」と呼ばれるそうです。
弘前れんが倉庫
〒036-8188 青森県弘前市吉野町2−1
3|十和田現代美術館
竣 工:2008年
設 計:有限会社西沢立衛建築設計事務所
施 工:上北・経商事・平和実業特定建設工事共同企業体
構 造:鉄骨造 地上1階一部2階建て
敷地面積:4,358.46㎡
建築面積:1,635.73㎡
延床面積:2,078.38㎡
十和田市現代美術館は、国内外で活躍するアーティストによる、
「建築」「空間」「作品」が一体となった恒久設置型の珍しい展示が特徴です。
展示室に限らず。中庭・屋上・階段室など、敷地内のあらゆる空間で、多様なアート空間を体験できます。
十和田現代美術館
〒034-0082 青森県十和田市西二番町10−9
4|十和田市民図書館
竣 工:2015年
設 計:安藤忠雄建築研究所
構 造:鉄筋コンクリート造、地上1階建て
敷地面積:8,579.24㎡
建築面積:3,407.85㎡
延床面積:3,199.04㎡
三角屋根のトップライトから降り注ぐ太陽光。
コンクリート打ち放しの力強さと、開放感が相まった、
とても気持ち良い空間です。
低層ボリュームで、中庭を眺めながら本を楽しめる素晴らしい図書館です。
十和田市民図書館
〒034-0081 青森県十和田市西十三番町2−18
5|十和田市民交流プラザ 「 トワーレ 」
竣 工:2014年
設 計:隈研吾建築都市設計事務所
延床面積:1,800㎡
極力要素を簡素化しした印象を受ける外観です。
かといって、
寂しい感じもないし、独特の意匠を創っています。
内部は、外観と同じ天井の木ルーバーが続いています。
布地の壁が、
コンセントや照明等の設備を隠す機能となりながら、
柔らかな印象を与える機能を果たしています。
地形をかたちどったようなプレイルーム。
ここでしか見れない空間です。
十和田市民交流プラザ 「トワーレ」
〒034-0011 青森県十和田市稲生町18−33
さいごに
今回は、必ず訪れたい名建築シリーズとして、『青森県その1』を紹介させて頂きました。
どれも一見の価値がある建物です。
是非お近くに行った際は、訪れてみてはいかがでしょうか?
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人
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このブログについて 建築士の挑戦 - 『建築士 ✕(かける)』
★「職人」から「建築士」へ
施工現場と設計現場へ そして事務所を開設した異色の経歴を持つ建築士。
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設。
退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。
実務以外のこと(主に遊び)は、 「建築士× (カケル)」にて。
ブログ記事の更新はsamurai architectの「 Facebookページ」にてお知らせしています。
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