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若手設計者必携!「建築設備設計基準」 この本があれば、設備はOK!  自分のための時間を確保する方法

こんにちは「まるたか」です。 

 

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皆様自分の時間は確保できていますか??

仕事のスキルアップや、プライベートを充実させるためには

自分の時間を確保しなければなりません。  

 

「自分の勉強のため!」

「プライベートも充実させたい!」

と思いながらも、

実は人のための時間を使うしかない状況に陥っている方は少なく無いと思います。

 

 

建築士の仕事は、膨大な仕事をこなしています。

覚えなければならないことがたくさんあります。

 

 

法令のこと、納まりのこと、設備のこと、資格取得のこと などなど

幅広くて多くのことを覚えなければなりません。

 

しかしながら時間は限られています。

 

何かを得るためには、何かを諦めなければなりません。

 

 

私は、意匠設計やビジュアライゼーションに集中するために、

設備設計について覚えることを諦めました。

 

 

ただ、全てを諦めたわけではありません。

ただ、設備設計は建築士として知っていなければならない重要な分野です。

 

 

今回は、私が実践している「自分の時間を確保する方法」の一つである、

「最短時間で設備設計を習得する方法」

を紹介します。

 

少しでも時間を削減して、自分のための時間を確保して頂きたいです。 

 

 時間を確保しながら設備設計を習得する方法

 

実は単純な方法です。

設備設計に必要なことが書いてある本を1冊所有しているだけです。

 

手順1 信頼できる書籍を1冊だけ所有する。

世の中には、設備関係の多くの書籍が出回っています。

実際どれがどのように違うのかわかりません。

 

先輩に教えて頂いた書籍なのですが、

設備に関しては、この本1冊で良いと考えています。

 

 

設備に関する必携資料

 建築設備設計基準

建築設備設計基準 平成27年版

建築設備設計基準 平成27年版

 

 

この本は、官庁施設に必要な品質・性能を確保するために、

建築設備の実施設計に関する手法を定めた実施設計の際に

参考となる計算式やデータ等をまとめられています。

 

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「建築設備設計技術の資料」(平成27年3月31日 国土交通省国営設第158号)も合わせて掲載されています。

 

他の設備設計関係の書籍と比べて、

「情報量が多い点」

「必要なポイントがまとまって掲載されている」

 

が大きな特徴です。

 

掲載されているデータは、公共工事から民間工事まで対応しています。

 

 

皆様の事務所にはありますか??

 

 

国交省から出版されていて根拠もしっかりしています。

 

 設備設計の方々には、「茶本」として広く知られていますし、

だいたいの方が使っている本なのですが、

意匠設計者では、意外と知っている方が少ない書籍です。

 

 

掲載されている設備の種類

電力設備

第1章 電灯設備

1・基本事項

2・照明

3・非常用照明等

4・誘導灯

5・コンセント

6・分電盤、OA盤、実験盤

7・配線

第2章 動力設備

1・基本事項

2・制御盤

3・配線

第3章 電気自動車用充電設備

1・基本事項

2・電気自動車用充電装置

3・配線

第4章 電熱設備

1・基本事項

2・ロードヒーティング

3・フロアヒーティング

4・ルーフヒーティング

5・送水管、排水管ヒーティング

6・配線

第5章 電路

1・基本事項

2・電路の保護

3・電線保護物質

第6章 雷保護設備

1・基本事項

2・建築物等の雷保護

3・雷による電磁インパルスに対する機器の保護

4・既存建築物等の雷保護

第7章 接地

1・基本事項

2・接地極等

3・接地配線

第8章 受変電設備

1・基本事項

2・受変電設備容量

3・受変電設備の保護

4・受変電設備の構成

5・監視及び制御

6・電気室の環境及び機器の配置

第9章 電力貯蔵設備

1・基本事項

2・直流電源設備

3・交流無停電電源装置

4・電流平準化用蓄電装置

5・分散電源エネルギーマネジメントシステム

第10章 発電設備

1・基本事項

2・内燃機関の出力算定

3・内燃機関の選定等

4・太陽光発電装置の選定

5・太陽光発電装置の出力算定

6・風力発電装置の出力算定

7・風力発電装置

8・系統連系

9・発電機室の環境及び機器の配置

第11章 構内線路

1・基本事項

2・引き込み

3・地中管路

4・ハンドホール及びマンホール

5・ケーブル

通信設備

1・構内情報通信網設備

2・構内交換設備

3・情報表示設備

4・映像音響設備

5・拡声設備

6・誘導支援設備

7・テレビ共同受信設備

8・テレビ電波障害防除設備

9・監視カメラ設備

10・駐車場管制設備

11・防犯、入退室管理設備

12・火災報知設備

 

 

 電気設備工事は以上です。

続いて、機械設備工事です。

 

 

空気調和設備

1・熱負荷計算

2・空調機器

3・顕熱潜熱分離空調システム

4・換気設備

5・排煙設備

6・配管設備

7・ダクト設備

給排水衛生設備

1・衛生器具設備

2・給水設備

3・給湯設備

4・排水通気設備

5・排水処理設備

6・消火設備

7・ガス設備

8・厨房設備

9・ゴミ処理設備

搬送設備

1・エレベーター

2・小荷物専用昇降機

3・機械式駐車場

共通編

1・中央監視制御

2・設備系の監視及び制御

3・制御弁類

4・コージェネレーション

5・耐震

6・防音及び防振

7・寒冷地及び多雪地対策

8・水損対策

 

いかがですか?

 

ものすごい範囲の設備の資料が網羅されています。

 

一般的な建物で使用できるものはもちろんですが、

あまり使う機会が無いような設備まで掲載されています。

 

手順2 どこに必要なことが書いてあるか覚える

信頼できる書籍が決まったら、ほぼ完了です。

 

覚えることとして、強いて言えば

「この設備に関することは、ここら辺に書いてあったな〜。」

「配管径の算出は、このページの数式を使うんだったな〜。」  

これだけです!

 

 

 

「必要な情報がどこに記載されているか。」

これだけを覚えています。

 

 

そのほかの情報は、意識して覚えないようにしています。

 

 さいごに

私もこれまで2冊所有しています。

(平成21年版・平成27年版)

 

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掲載されるデータや内容が変わるので、

必ず最新版を所有するようにしています。

 

 

大変重宝していまして、何度も現場で助けられました。

 

 

20,000万円近い大変高価な書籍ですが、

この本のおかげで削減できた時間と比較すれば全然お得です。

一生の相棒です。

 

私はこの本のおかげで、

建築の設計に集中できています。

 

 

覚えることは、

「この設備の情報は、このページに書いてある。」

これだけです。

 

この方法で、少しでも皆様が自分の時間を確保できるようになれたら嬉しいです。

 

建築設備設計基準 平成27年版

建築設備設計基準 平成27年版