収納の使いやすい高さと奥行き知ってました?
ものには、収納しやすい寸法があります。
少しの収納の工夫で、格段に暮らし易さが変わります。
今回は、収納の寸法を紹介します。
簡単にチェックできるので、
設計中の方、これから建物を建てる方は
是非チェックしてみて下さい。
収納に関する需要
施主の収納に関する需要は常に上位
整理整頓された部屋は、
誰ものが憧れます。
「収納の多さ・し易さ」は、住宅を求める方の要望事項の上位
必ずランクインしています。
*「耐震性」「省エネ性」「耐久性」が、上位ランキングの常連です。
建てた後の不満ランキングでも上位!
そして、建てた後の不満として
「収納が少ない」
ことも上位にランクインしています。
人気のハウスメーカーも収納力を重視
人気のあるハウスメーカーを見ると、
必ずと行っていいほど収納について紹介しています。
最近の傾向として、
「ウォークインクローゼット」「パントリー」「シューズインクローッゼット」など
標準で付いています。
収納する使い易い高さとは??
棚に収納する高さを工夫することで、片付け易さが飛躍的に改善されます。
⑤ 使用頻度が低く軽いもの
④ ときどき使うもので軽いもの
③ 毎日使うもの
② ときどき使うもので重いもの
① 使用頻度が低く重いもの
ポイントとして、重いものは下へ、軽いものほど上に収納します。
(重いものが上にあると、地震が発生した時に危険です)
使い易い奥行きとは??
収納するもののサイズが、「6つ」に分類できます。
1・80〜90cm(押入れ等)
寝具、座布団など
2・50〜75cm(クローゼットなど)
衣類など
3・40〜45cm
食器、調理器具、衣類など
4・30〜35cm
書籍、文具など
5・20〜25cm
CD、ビデオテープなど
6・15cm
トイレットペーパー、文庫本など
さいごに
身の回りの収納家具を測ってみて下さい。
きっと収納する用途に応じて、この寸法になっているはずです。
設計をする方、これから建物を建てる方
是非チェックしてみて下さい。
もし、収納したいものよりも
「奥行きが浅い」
「奥行きが深い」 場合は、
今のうちに見直して下さい。
★☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人
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このブログについて 建築士の挑戦 - 『建築士 ✕(かける)』
★「職人」から「建築士」へ
施工現場と設計現場へ そして事務所を開設した異色の経歴を持つ建築士。
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設。
退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。
実務以外のこと(主に遊び)は、 「建築士× (カケル)」にて。
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