【オススメの書籍】リノベーション案件用書籍!
『建築改修・活用のための建築法規』
『建築改修・活用のための建築法規』のご紹介
既存ストックの活用の需要が高まるなか、今後リノベーション設計がますます増えることが予想されています。
書店でリノベーション関係の書籍を調べてみたのですが、イマイチどの本が良いのか分からず迷走していました。
そんな時にtwitterで出会った書籍がこちらです。
おかげさまで増刷決まりました!!
— 佐久間悠 (@yu_sakuma) October 4, 2018
ボール紙に黄色が目印です。
書店で見かけたら是非手に取ってみてください。 pic.twitter.com/rO1kI05q2e
Amazonをはじめ、実際の書店でも売れていると評判との噂。
実際チェックしてみました!
建物改修・活用のための建築法規
事例と図でわかる 建物改修・活用のための建築法規: 適法化・用途変更・リノベーションの手引き
- 作者: 佐久間悠
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2018/09/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
作者は、佐久間悠さんです。
佐久間悠さんのプロフィール(概要)横浜市で、株式会社建築再構企画の代表取締役をされています。
新築及び内装デザインの設計・監理の経験を活かし、「建物の法律家」として活躍されています。
↓株式会社建築再構企画さんのHPはこちらです。
amazonでも購入できる書籍で、
レビューの評判も良いので購入してみることにしました。
実際に読んでみた感想!
読んでみたところ、
是非建築士の皆様にもお勧めしたいと思い紹介させて頂くことにしました。
それでは、この本のお勧めポイントをピックアップさせて頂きます。
ポイント1|経験に基づく内容。内容が厚い!
この本は、良くある法令を並び連ねた書籍とは異なります。
関係法令の記述はもちろんですが、
佐久間さん自身の体験談を絡めながら、経験に基づく解説・説明をされている印象を受けました。
・お施主様から実際にどんな相談があったか?
・どんな悩みがあったか?どんな失敗をしたか?
・設計にあたり苦労した点。実際どう解決したか?
・間違いやすいポイント!
・体験から得た設計のプロセス
などなど
非常に内容が濃いと感じました。
体験談を絡めながらの記述なので、
関係法令を列記した書籍をお求めの方には向いていないと思います。
実際に物件を請けたつもりで読むには最高の本です。
この本の事例に掲載されていない案件であっても、
この本で紹介されている「プロセス」や「考え方」を応用すれば、
どんな現場でも対応できるかもしれません。
ポイント2|工法まとめ資料がgood!
末巻に掲載されている「工法まとめ資料」が便利です!
本では「ツールボックス」と表現されていますが、
まさに改修工事で使える 建築技術者の為の「ツールボックス」です。
掲載されている工法を挙げますと、
1)防火区画(壁)
2)防火区画(防火設備)
3)防火区画(貫通部処理)
4)消火設備
5)耐火被覆
6)杭地業
7)サッシ改修工法
8)基礎補強
9)超音波鉄筋探査機
工法ごとの「メリット」「デメリット」はもちろんですが、
「コスト」の記載があるがかな〜り便利です。
建築実務者の利便性について配慮されているのだな〜と感じました。
実際中身をお見せすることができないのが心苦しいのですが、
是非書店で確認されることをオススメします。
建築技術者以外にも、事業者や不動産オーナーの方にも参考になると思います。
持っていて絶対損はしない1冊です。
是非ご検討下さい!
建物改修・活用のための建築法規 :佐久間 悠
事例と図でわかる 建物改修・活用のための建築法規: 適法化・用途変更・リノベーションの手引き
- 作者: 佐久間悠
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2018/09/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
作 者:佐久間悠
出版社:学芸出版社
オススメの読者:設計実務者、施工実務者、事業者、不動産オーナー
オススメ度:★★★★★
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡
最後まで閲覧頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m
この記事を書いた人
↓「まるたか」について詳しくはこちらをご覧下さい。
このブログについて 建築士の挑戦 - 『建築士 ✕(かける)』
★「職人」から「建築士」へ
施工現場と設計現場へ そして事務所を開設した異色の経歴を持つ建築士。
2018年10月に設計事務所「 Samurai-architect(サムライ-アーキテクト)」を開設。
退職〜開業までの記録を綴った 「開業の記録シリーズ」を公開中。
実務以外のこと(主に遊び)は、 「建築士× (カケル)」にて。
ブログ記事の更新はsamurai architectの「 Facebookページ」にてお知らせしています。
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